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したくちびる
ふりがな文庫
“したくちびる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
下唇
82.9%
下脣
17.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下唇
(逆引き)
女は
上唇
(
うわくちびる
)
と
下唇
(
したくちびる
)
とを堅く結んで、
暫
(
しばら
)
く男の様子を見ていたが、その額を押さえている手を引き
退
(
の
)
けて、隠していた顔を
覗
(
のぞ
)
き込んだ。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
母は風邪に
罹
(
かか
)
つたせゐか、それとも又
下唇
(
したくちびる
)
に出来た
粟粒
(
あはつぶ
)
程の
腫物
(
はれもの
)
のせゐか、気持が悪いと申したぎり、朝の御飯も頂きません。
雛
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
したくちびる(下唇)の例文をもっと
(29作品)
見る
下脣
(逆引き)
ポケットの中に両手を握りしめ、小鳥のように首を振り、
下脣
(
したくちびる
)
をつき出して
慧敏
(
けいびん
)
らしい
脹
(
ふく
)
れ
面
(
つら
)
をした。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
直接の見地から見れば、民主主義の兵士であり、同時代の機運を離れて見れば、理想に仕える牧師であった。深い
瞳
(
ひとみ
)
と、少し赤い
眼瞼
(
まぶた
)
と、すぐに人を軽蔑しそうな厚い
下脣
(
したくちびる
)
と、高い額とを持っていた。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
したくちびる(下脣)の例文をもっと
(6作品)
見る
“したくちびる”の意味
《名詞》
(context、anatomy) 唇のうち下方のもの。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
くちびる