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『雛』
ふりがな文庫
『
雛
(
ひな
)
』
箱を出る顔忘れめや雛二対蕪村 これは或老女の話である。 ……横浜の或亜米利加人へ雛を売る約束の出来たのは十一月頃のことでございます。紀の国屋と申したわたしの家は親代々諸大名のお金御用を勤めて居りましたし、殊に紫竹とか申した祖父は大通の一人に …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1923(大正12)年3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
おろ
)
対
(
つゐ
)
仕丁
(
しちやう
)
住居
(
すまひ
)
囃
(
ばや
)
怯
(
お
)
未
(
いまだ
)
甘草
(
かんざう
)
眼
(
ま
)
食気
(
しよくけ
)
一図
(
いちづ
)
仰有
(
おつしや
)
価
(
ね
)
可笑
(
をか
)
呆気
(
あつけ
)
喘
(
あへ
)
嚇
(
おどか
)
塩瀬
(
しほぜ
)
大束
(
おほたば
)
大歳
(
おほとし
)
大黄
(
だいわう
)
定紋
(
ぢやうもん
)
尤
(
もつと
)
屏風
(
びやうぶ
)
弾
(
はじ
)
後生
(
ごしやう
)
悔
(
く
)
折檻
(
せつかん
)
検
(
あらた
)
泥除
(
どろよ
)
玩具
(
おもちや
)
瓔珞
(
やうらく
)
男雛
(
をびな
)
直
(
すぐ
)
端
(
は
)
笏
(
しやく
)
粟粒
(
あはつぶ
)
肘
(
ひぢ
)
脹
(
は
)
苗字
(
めうじ
)
蒔絵
(
まきゑ
)
行燈
(
あんどう
)
読本
(
とくほん
)
遮
(
さへぎ
)
金
(
きん
)
面疔
(
めんちやう
)
頭
(
あたま
)
一図
(
いちず
)
下唇
(
したくちびる
)
二十
(
はたち
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
俯向
(
うつむ
)
儘
(
まま
)
其処
(
そこ
)
凌
(
しの
)
利
(
き
)
午
(
ひる
)
半襟
(
はんえり
)
可也
(
かなり
)
右近
(
うこん
)
啜
(
すす
)
喉
(
のど
)
塩梅
(
あんばい
)
壁側
(
かべぎは
)
外
(
ほか
)
大通
(
だいつう
)
女々
(
めめ
)
女雛
(
めびな
)
好
(
い
)
如何
(
いか
)
始
(
はじめ
)
少時
(
しばらく
)
左近
(
さこん
)
彼
(
か
)
彼是
(
かれこれ
)
必
(
かならず
)
忌々
(
いまいま
)
忽
(
たちま
)
愈
(
いよいよ
)
慳貪
(
けんどん
)
憎体
(
にくてい
)
手鞠
(
てまり
)
担
(
かつ
)
掴
(
つか
)
描
(
か
)
擡
(
もた
)
散切
(
ざんぎ
)
時儀
(
じぎ
)
普請
(
ふしん
)
景色
(
けしき
)
柄
(
え
)
検
(
しら
)
楯
(
たて
)
横鬢
(
よこびん
)
橘
(
たちばな
)
檀那
(
だんな
)
止
(
や
)
殊
(
こと
)
火屋
(
ほや
)