トップ
>
散切
ふりがな文庫
“散切”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざんぎ
66.7%
ざんぎり
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんぎ
(逆引き)
海を渡って来るものは皆文明開化と言われて、
散切
(
ざんぎ
)
り頭をたたいて見ただけでも開化した音がすると
唄
(
うた
)
われるほどの世の中に変わって来た。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「まア、させてお置きなさいよ。」千代子も笑ひながら口を出し、「
散切
(
ざんぎ
)
りなら、さぞ結構な虎刈りができるでしようよ。」
泡鳴五部作:01 発展
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
散切(ざんぎ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ざんぎり
(逆引き)
黒いところはすっかり洗い落されて、昔に変るのは
茶筅
(
ちゃせん
)
を
押立
(
おった
)
てた頭が
散切
(
ざんぎり
)
になっただけのこと。
身体
(
からだ
)
には
盲目縞
(
めくらじま
)
の筒袖を着ていました。
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
なふだに医学博士——秦宗吉とあるのを見た時、……もう一人居た、
散切
(
ざんぎり
)
で被布の女が、P形に直立して、Zのごとく敬礼した。
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
散切(ざんぎり)の例文をもっと
(3作品)
見る
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“散切”で始まる語句
散切頭
検索の候補
散切頭
切散
“散切”のふりがなが多い著者
武田麟太郎
岩野泡鳴
中里介山
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
有島武郎
島崎藤村
泉鏡花
芥川竜之介