“ざんぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
散切66.7%
慚愧22.2%
散剪11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まア、させてお置きなさいよ。」千代子も笑ひながら口を出し、「散切ざんぎりなら、さぞ結構な虎刈りができるでしようよ。」
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
かゝりけれどもほ一ぺん誠忠せいちうこゝろくもともならずかすみともえず、流石さすがかへりみるその折々をり/\は、慚愧ざんぎあせそびらながれて後悔かうくわいねんむねさしつゝ、魔神ましんにや見入みいれられけん、るまじきこゝろなり
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
散剪ざんぎり、散剪り、男おなごやアい!」とはやしたてた。
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)