“大歳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおとし50.0%
おほとし25.0%
おほどし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大歳おおとしまたは十四日の年越としこしばんに、家々の門に来てこれを振りまわし、ダシヤレダシヤレ、またはハーラメダーセ、すなわち孕み女を出せとわめくのである。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しかし雛を手放しさへすれば、この大歳おほとししのぎだけはつけられるのに違ひございませんから、母も苦しい父の手前、さうは強いことばかりも申されなかつたのでございませう。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
師走業しはすがふ我がの市は大歳おほどしと千石船のれててにし
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)