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仕丁
ふりがな文庫
“仕丁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しちょう
53.3%
じちょう
20.0%
よぼろ
13.3%
しちやう
6.7%
しちよう
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しちょう
(逆引き)
そうしているところへ、松本の町の方から、
悠々閑々
(
ゆうゆうかんかん
)
として、白木の長持をかついだ二人の
仕丁
(
しちょう
)
がやって来ました。
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
仕丁(しちょう)の例文をもっと
(8作品)
見る
じちょう
(逆引き)
すでに
儀仗
(
ぎじょう
)
の
旗手
(
きしゅ
)
もできあがり、献納
燈籠
(
どうろう
)
を入れた
螺鈿
(
らでん
)
の塗り箱をかつぐ
仕丁
(
じちょう
)
の役割もすべてきまる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仕丁(じちょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
よぼろ
(逆引き)
ここにその倉人女、この語る言を聞きて、すなはち御船に追ひ近づきて、その
仕丁
(
よぼろ
)
が言ひつるごと、
状
(
ありさま
)
をまをしき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
仕丁(よぼろ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
しちやう
(逆引き)
覚束
(
おぼつか
)
ない行燈の光の中に、象牙の
笏
(
しやく
)
をかまへた
男雛
(
をびな
)
を、冠の
瓔珞
(
やうらく
)
を垂れた
女雛
(
めびな
)
を、右近の
橘
(
たちばな
)
を、左近の桜を、
柄
(
え
)
の長い日傘を
担
(
かつ
)
いだ
仕丁
(
しちやう
)
を、眼八分に
高坏
(
たかつき
)
を捧げた官女を、小さい
蒔絵
(
まきゑ
)
の鏡台や箪笥を
雛
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
仕丁(しちやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
しちよう
(逆引き)
ここに皇后樣が柏の葉を御船にいつぱいに積んでお還りになる時に、水取の役所に使われる吉備の國の兒島郡の
仕丁
(
しちよう
)
が自分の國に歸ろうとして、難波の
大渡
(
おおわたり
)
で遲れた
雜仕女
(
ぞうしおんな
)
の船に遇いました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
仕丁(しちよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“仕丁”の解説
仕丁(しちょう)とは、奈良時代の律令制における労役のひとつ。
令制のもとでは、50戸単位の1里ごとに2名の正丁を3年間徴集した。そのうち、1名を立丁、もう1名を廝丁といい、廝丁は立丁の炊事などの役をつとめさせ、彼らの生活費は供出元である里が負担した。在京の各官庁などに配置され、造営事業の労力源となった。
(出典:Wikipedia)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
“仕”で始まる語句
仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様
“仕丁”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
小島烏水
谷崎潤一郎
鈴木三重吉
吉川英治
中里介山
島崎藤村
泉鏡花
芥川竜之介