“仕丁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しちょう53.3%
じちょう20.0%
よぼろ13.3%
しちやう6.7%
しちよう6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうしているところへ、松本の町の方から、悠々閑々(ゆうゆうかんかん)として、白木の長持をかついだ二人の仕丁(しちょう)がやって来ました。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
すでに儀仗(ぎじょう)の旗手(きしゅ)もできあがり、献納燈籠(どうろう)を入れた螺鈿(らでん)の塗り箱をかつぐ仕丁(じちょう)の役割もすべてきまる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここにその倉人女、この語る言を聞きて、すなはち御船に追ひ近づきて、その仕丁(よぼろ)が言ひつるごと、状(ありさま)をまをしき。
覚束(おぼつか)ない行燈の光の中に、象牙の笏(しやく)をかまへた男雛(をびな)を、冠の瓔珞(やうらく)を垂れた女雛(めびな)を、右近の橘(たちばな)を、左近の桜を、柄(え)の長い日傘を担(かつ)いだ仕丁(しちやう)を、眼八分に高坏(たかつき)を捧げた官女を、小さい蒔絵(まきゑ)の鏡台や箪笥を
雛 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ここに皇后樣が柏の葉を御船にいつぱいに積んでお還りになる時に、水取の役所に使われる吉備の國の兒島郡の仕丁(しちよう)が自分の國に歸ろうとして、難波の大渡(おおわたり)で遲れた雜仕女(ぞうしおんな)の船に遇いました。