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じちょう
ふりがな文庫
“じちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
自嘲
69.6%
自重
20.3%
仕丁
4.3%
持張
1.4%
持重
1.4%
持長
1.4%
治鳥
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自嘲
(逆引き)
もち前のとり澄まし方に、じっと
堪
(
た
)
えていた泰子は、忠盛が、
自嘲
(
じちょう
)
を発すると、むかと、顔に血をうごかして、すぐ反撥して来た。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
じちょう(自嘲)の例文をもっと
(48作品)
見る
自重
(逆引き)
が、
自重
(
じちょう
)
した。二月一杯は殆ど、外出しなかった。友人はもとより、妻までが、自分の臆病を笑った。自分も少し神経衰弱の
恐病症
(
ヒポコンデリア
)
に罹って居ると思った。
マスク
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
じちょう(自重)の例文をもっと
(14作品)
見る
仕丁
(逆引き)
緋羅紗
(
ひらしゃ
)
を掛けた床の雛段には、浅草の観音堂のような
紫宸殿
(
ししいでん
)
の
甍
(
いらか
)
が聳え、
内裏様
(
だいりさま
)
や五
人
(
にん
)
囃
(
ばや
)
しや官女が殿中に列んで、
左近
(
さこん
)
の桜
右近
(
うこん
)
の橘の下には、三人
上戸
(
じょうご
)
の
仕丁
(
じちょう
)
が酒を
煖
(
あたゝ
)
めて居る。
少年
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
じちょう(仕丁)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
持張
(逆引き)
政府は、果して論者と思想の元素を
殊
(
こと
)
にして、その方向まったく相反するものか。政府は、前にいえる廃藩置県以下の諸件を
慊
(
こころよし
)
とせずして、論者の
持張
(
じちょう
)
する改進の旨とまったく
相戻
(
あいもと
)
るものか。
学者安心論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
じちょう(持張)の例文をもっと
(1作品)
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持重
(逆引き)
初
(
はじめ
)
は官軍の
先鋒
(
せんぽう
)
孫霖
(
そんりん
)
、
燕将
(
えんしょう
)
朱栄
(
しゅえい
)
、
劉江
(
りゅうこう
)
の
為
(
ため
)
に敗れて走りしが、両軍
持重
(
じちょう
)
して、主力動かざること十日を越ゆ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
じちょう(持重)の例文をもっと
(1作品)
見る
持長
(逆引き)
幸にして精神上の安慰と滋養品とは、能く家族の注意ありて、絶えず実行を
持長
(
じちょう
)
せり。依て此際は自ら運動の為めに、或は紙張物、或は雪中歩行等にて運動を怠らず。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
じちょう(持長)の例文をもっと
(1作品)
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治鳥
(逆引き)
『本草綱目』に
越地
(
えつち
)
深山に
治鳥
(
じちょう
)
あり、大きさ鳩のごとく青色で樹を
穿
(
うが
)
って
窠
(
す
)
を作る、大きさ五、六升の器のごとく口径数寸
餝
(
かざ
)
るに
土堊
(
どあ
)
を以てす、赤白
相間
(
あいまじ
)
わり状
射候
(
まと
)
のごとし。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
じちょう(治鳥)の例文をもっと
(1作品)
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