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窠
ふりがな文庫
“窠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
す
33.3%
か
16.7%
あな
16.7%
くわ
16.7%
とや
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
す
(逆引き)
その状
宛
(
あた
)
かも蜂の
窠
(
す
)
に蜂の子が居るような様をなして居ることは諸君がよく知る所でありましょう。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
窠(す)の例文をもっと
(2作品)
見る
か
(逆引き)
わたしが
妻籠
(
つまご
)
の青山さんのお宅へ一晩泊めていただいた時に、同じ
定紋
(
じょうもん
)
から昔がわかりましたよ。えゝ、
丸
(
まる
)
に
三
(
み
)
つ
引
(
びき
)
と、
窠
(
か
)
に
木瓜
(
もっこう
)
とでさ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
窠(か)の例文をもっと
(1作品)
見る
あな
(逆引き)
廣大無邊の
旋渦
(
おほうづ
)
の爲、朦朧として絶えず輪轉する波の上、
窠
(
あな
)
を脱け飛んだ眼球や燐の光を放つ
木
(
こ
)
の
實
(
み
)
の殼が浚はれて浮きつ、沈みつ
踠
(
もが
)
いてゐる。
さしあげた腕
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
窠(あな)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くわ
(逆引き)
猶子
(
いうし
)
先
(
ま
)
づ
屏風
(
びやうぶ
)
を
借
(
か
)
り
得
(
え
)
て、
庭
(
には
)
に
牡丹叢
(
ぼたんさう
)
を
蔽
(
おほ
)
ひ、
人
(
ひと
)
の
窺
(
うかゞ
)
ふことを
許
(
ゆる
)
さず。
獨
(
ひと
)
り
其
(
そ
)
の
中
(
なか
)
にあり。
窠
(
くわ
)
の
四方
(
しはう
)
を
掘
(
ほ
)
り、
深
(
ふか
)
さ
其
(
そ
)
の
根
(
ね
)
に
及
(
およ
)
び、
廣
(
ひろ
)
さ
人
(
ひと
)
を
容
(
い
)
れて
坐
(
ざ
)
す。
唯
(
たゞ
)
紫粉
(
むらさきこ
)
と
紅
(
べに
)
と
白粉
(
おしろい
)
を
齎
(
もた
)
らし
入
(
い
)
るのみ。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
窠(くわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とや
(逆引き)
昨日
(
きのう
)
は
富家
(
ふうか
)
の門を守りて、
頸
(
くび
)
に真鍮の輪を
掛
(
かけ
)
し身の、今日は
喪家
(
そうか
)
の
狗
(
く
)
となり
果
(
はて
)
て、
寝
(
いぬ
)
るに
窠
(
とや
)
なく食するに肉なく、
夜
(
よ
)
は辻堂の
床下
(
ゆかした
)
に雨露を
凌
(
しの
)
いで、
無躾
(
ぶしつけ
)
なる
土豚
(
もぐら
)
に驚かされ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
窠(とや)の例文をもっと
(1作品)
見る
窠
部首:⽳
13画
“窠”を含む語句
蜂窠
眼窠
木窠
歯窠
私窠子
窠下
窠宿
窠臼
臼窠
賊窠
錦窠
鳥窠和尚
“窠”のふりがなが多い著者
巌谷小波
レミ・ドゥ・グルモン
牧野富太郎
南方熊楠
島崎藤村
泉鏡花