“獨”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
ひと54.8%
ひとり38.7%
ドク1.6%
ただ1.6%
とり1.6%
どく1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をしまずなげきしが偖ては前夜の夢は此前兆ぜんてうにて有りけるか然し憑司殿か案内こそ心得ぬ豫て役人をこしらへての惡巧わるだくみか如何せんとひとり氣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
感情が粗雜で稚氣があつて、ひとりで感激してると言つた樣な詩なんでさ。新時代の青年が那麽あんな古いものを崇拜してちや爲樣が無いね。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
エイフツドクハク伊等イとう各國かくこく上等じやうとう船客せんきやくいづれも美々びゞしき服裝ふくさうして着席ちやくせきせる其中そのなかまじつて、うるはしき春枝夫人はるえふじん可憐かれん日出雄少年ひでをせうねんとの姿すがたえた。
ただ韓子かんしの・説難ぜいなんつくしかみづから((禍ヲ))のがるることあたはざりしをかなしむのみ
とりちからおよがたく、無念むねんのむ瞋恚しんい
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
大體だい/\おいてその大部分だいぶぶん太古たいこより傳來でんらいせる日本固有にほんこいう言語げんごおよ漢語かんごをそのまゝれたもの、またはこれを日本化にほんくわしたもので、一西洋各國せいやうかくこくたとへばえいふつどく西せい
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)