“獨立”のいろいろな読み方と例文

新字：独立

読み方	割合
どくりつ	92.3%
ひとりだ	7.7%

どくりつ

かうして襷掛（たすきがけ）で働（はたら）いてゐる所（ところ）を見（み）ると、何（ど）うしても一個（こ）の獨立（どくりつ）した庵（あん）の主人（しゆじん）らしくはなかつた。納所（なつしよ）とも小坊主（こばうず）とも云（い）へた。

門 (旧字旧仮名) ／ 夏目漱石(著)

乍去（さりながら）日本人（にほんじん）從來（じゆうらい）の習慣（しふくわん）でありませうが、斯樣（かやう）な事（こと）に極（き）めて無頓着（むとんちやく）が多（おほ）い。責任（せきにん）を重（おも）んずるの念（ねん）に乏（とぼ）しい。獨立（どくりつ）して物（もの）を治（をさ）めて行（ゆ）くといふ事（こと）が少（すこ）しも無（な）い。

女教邇言 (旧字旧仮名) ／ 津田梅子(著)

ひとりだ

そのうち始めの御二方（おふたかた）はお獨立（ひとりだ）ちであり、ウヒヂニの神から以下は御二方で一代でありました。

古事記：03 現代語訳　古事記 (旧字新仮名) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)

獨	部首:⽝ 16画
立	常用漢字 小１ 部首:⽴ 5画