“獨栖”の読み方と例文
新字:独栖
読み方割合
ひとりずみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛込(うしごめ)ちかくに下宿住居(げしゆくずまゐ)する森野敏(もりのさとし)とよぶ文學書生(ぶんがくしよせい)、いかなる風(かぜ)や誘(さそ)ひけん、果放(はか)なき便(たよ)りに令孃(ひめ)のうはさ耳(みヽ)にして、可笑(をか)しき奴(やつ)と笑(わら)つて聞(き)きしが、その獨栖(ひとりずみ)の理由(わけ)
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
誰れに操の獨栖(ひとりずみ)ぞと問はゞ、斯道(これ)にと答へんつま琴の優しき音色に一身を投げ入れて、思ひをひそめしは幾とせか取る年は十九、姿は風にもたへぬ柳の糸の、細々と弱げなれども
琴の音 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)