“獨唱”の読み方と例文
新字:独唱
読み方割合
ソロ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金泥きんでいそらにながしていろどつた眞夏まなつのその壯麗そうれいなる夕照ゆうせふたいしてこころゆくまで、銀鈴ぎんれいこゑりしぼつてうたひつづけた獨唱ソロ名手めいしゅそらとりはねをとどめてそのみゝかたむけた、ああ
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
鋭どく明るくうたのごとく、また一人の勇者を送る莊嚴の獨唱ソロのごとく
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
唄つてゐるのは婦人で、その聲音は非常に美しかつた。その獨唱ソロが終ると、續いて二部合唱デユヘ、さうして次に、混聲合唱グリー——樂しげな會話の囁きが、その合間をたした。私は長いこと聽き入つてゐた。