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眞夏
ふりがな文庫
“眞夏”の読み方と例文
新字:
真夏
読み方
割合
まなつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まなつ
(逆引き)
俳諧
(
はいかい
)
には、
冬
(
ふゆ
)
の
季
(
き
)
になつて
居
(
ゐ
)
たはずだが、みゝづくは、
春
(
はる
)
の
末
(
すゑ
)
から、
眞夏
(
まなつ
)
、
秋
(
あき
)
も
鳴
(
な
)
く。……ともすると
梅雨
(
つゆ
)
うちの
今頃
(
いまごろ
)
が、あの、
忍術
(
にんじゆつ
)
つかひ
得意
(
とくい
)
の
時
(
とき
)
であらうも
知
(
し
)
れぬ。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
金泥
(
きんでい
)
を
空
(
そら
)
にながして
彩
(
いろど
)
つた
眞夏
(
まなつ
)
のその
壯麗
(
そうれい
)
なる
夕照
(
ゆうせふ
)
に
對
(
たい
)
してこころゆくまで、
銀鈴
(
ぎんれい
)
の
聲
(
こゑ
)
を
振
(
ふ
)
りしぼつて
唄
(
うた
)
ひつづけた
獨唱
(
ソロ
)
の
名手
(
めいしゅ
)
、
天
(
そら
)
飛
(
と
)
ぶ
鳥
(
とり
)
も
翼
(
はね
)
をとどめてその
耳
(
みゝ
)
を
傾
(
かたむ
)
けた、ああ
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
「お休みでございましたから、
他
(
ほか
)
に何もすることはございませんでした。ですから、朝からお晝まで
描
(
か
)
いて、またお晝から夕方までいたしました。
眞夏
(
まなつ
)
で、日が長くつて、やりたいに
委
(
まか
)
せてやるのには都合がようございました。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
眞夏(まなつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
眞
部首:⽬
10画
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
“眞”で始まる語句
眞
眞實
眞中
眞面目
眞白
眞赤
眞直
眞黒
眞似
眞個
“眞夏”のふりがなが多い著者
ポール・クローデル
ステファヌ・マラルメ
泉鏡太郎
蒲原有明
山村暮鳥
泉鏡花
北原白秋