“眞夏”の読み方と例文
新字:真夏
読み方割合
まなつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俳諧(はいかい)には、冬(ふゆ)の季(き)になつて居(ゐ)たはずだが、みゝづくは、春(はる)の末(すゑ)から、眞夏(まなつ)、秋(あき)も鳴(な)く。……ともすると梅雨(つゆ)うちの今頃(いまごろ)が、あの、忍術(にんじゆつ)つかひ得意(とくい)の時(とき)であらうも知(し)れぬ。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
金泥(きんでい)を空(そら)にながして彩(いろど)つた眞夏(まなつ)のその壯麗(そうれい)なる夕照(ゆうせふ)に對(たい)してこころゆくまで、銀鈴(ぎんれい)の聲(こゑ)を振(ふ)りしぼつて唄(うた)ひつづけた獨唱(ソロ)の名手(めいしゅ)、天(そら)飛(と)ぶ鳥(とり)も翼(はね)をとどめてその耳(みゝ)を傾(かたむ)けた、ああ
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
「お休みでございましたから、他(ほか)に何もすることはございませんでした。ですから、朝からお晝まで描(か)いて、またお晝から夕方までいたしました。眞夏(まなつ)で、日が長くつて、やりたいに委(まか)せてやるのには都合がようございました。」