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真夏
ふりがな文庫
“真夏”の読み方と例文
旧字:
眞夏
読み方
割合
まなつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まなつ
(逆引き)
けれど、たまたま
真夏
(
まなつ
)
になって、
雨
(
あめ
)
の
降
(
ふ
)
らないことがありました。そんなときは、
村
(
むら
)
の百
姓
(
しょう
)
は、どんなに
困
(
こま
)
ったでありましょう。
娘と大きな鐘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
勘太郎の村から十丁ばかり
離
(
はな
)
れた所に
光明寺
(
こうみょうじ
)
という寺があった。山を少し登りかけた深い
杉森
(
すぎもり
)
の中にあって、
真夏
(
まなつ
)
の日中でもそこは
薄寒
(
うすさむ
)
いほど暗くしんとしていた。
鬼退治
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
つい今しがたまで雨を恋しがって居た乾き切った
真夏
(
まなつ
)
の
喘
(
あえ
)
ぎは何処へ往ったか。唯十分か十五分の中に、大地は恐ろしい雨雲の下に閉じこめられて、冷たい
黯
(
くら
)
い
冥府
(
よみ
)
になった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
真夏(まなつ)の例文をもっと
(14作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
“真夏”の関連語
盛夏
夏季
夏期
夏場
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真
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