“まなつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真夏48.3%
眞夏37.9%
盛夏13.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘太郎の村から十丁ばかり離(はな)れた所に光明寺(こうみょうじ)という寺があった。山を少し登りかけた深い杉森(すぎもり)の中にあって、真夏(まなつ)の日中でもそこは薄寒(うすさむ)いほど暗くしんとしていた。
鬼退治 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
金泥(きんでい)を空(そら)にながして彩(いろど)つた眞夏(まなつ)のその壯麗(そうれい)なる夕照(ゆうせふ)に對(たい)してこころゆくまで、銀鈴(ぎんれい)の聲(こゑ)を振(ふ)りしぼつて唄(うた)ひつづけた獨唱(ソロ)の名手(めいしゅ)、天(そら)飛(と)ぶ鳥(とり)も翼(はね)をとどめてその耳(みゝ)を傾(かたむ)けた、ああ
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
鳥が飛び過ぎると忽ちに墜(お)ちるというので、その樹には精(せい)があると伝えられていたが、寿がそれにも法を施すと、盛夏(まなつ)にその葉はことごとく枯れ落ちて