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壯麗
読み方 | 割合 |
さうれい | 75.0% |
そうれい | 25.0% |
河間王が
宮殿も、
河陰の
亂逆に
遇うて
寺院となりぬ。
唯、
堂觀廊廡、
壯麗なるが
故に、
蓬莱の
仙室として
呼ばれたるのみ。
歎ずべきかな。
それから
續いて
心臟の
軍人が、
眞紅の
天鵞絨の
座布團の
上に、
王樣の
冠を
戴せて
持つて
來ました、
此の
壯麗な
行列の
總殿には、
心臟の
王樣と
女王樣とが
在らせられました。
金泥を
空にながして
彩つた
眞夏のその
壯麗なる
夕照に
對してこころゆくまで、
銀鈴の
聲を
振りしぼつて
唄ひつづけた
獨唱の
名手、
天飛ぶ
鳥も
翼をとどめてその
耳を
傾けた、ああ