“そうれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
壮麗54.5%
葱嶺27.3%
壯麗9.1%
爽麗9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何という不思議! 何という壮厳(そうごん)! 全くその時彼女の見た、四辺の光景の見事さは天国というも愚かであった。しかしまた壮麗(そうれい)のその光景が、何んと速かに消え去った事か。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
『隋書』に〈女国は葱嶺(そうれい)の南にあり、云々、樹神あり、歳初め人を以て祭り、あるいは獼猴を用いて祭る〉。
金泥(きんでい)を空(そら)にながして彩(いろど)つた眞夏(まなつ)のその壯麗(そうれい)なる夕照(ゆうせふ)に對(たい)してこころゆくまで、銀鈴(ぎんれい)の聲(こゑ)を振(ふ)りしぼつて唄(うた)ひつづけた獨唱(ソロ)の名手(めいしゅ)、天(そら)飛(と)ぶ鳥(とり)も翼(はね)をとどめてその耳(みゝ)を傾(かたむ)けた、ああ
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
この爽麗(そうれい)なる温室内に食卓を開きて伯爵家特有の嘉肴珍味(かこうちんみ)を饗(きょう)す。この中(うち)に入る者はあたかも天界にある心地(ここち)して忽(たちま)ち人間塵俗(じんぞく)の気を忘る。彩花清香(せいこう)眉目(びもく)に映じ珍膳(ちんぜん)瑶盤(ようばん)口舌を悦(よろこ)ばす。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)