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壮麗
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そうれい
ふりがな文庫
“
壮麗
(
そうれい
)” の例文
旧字:
壯麗
参列の諸侯ことごとく一定した服装をしなければならぬという
壮麗
(
そうれい
)
な儀式に、モーニングにすべきか
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
何という不思議! 何という
壮厳
(
そうごん
)
! 全くその時彼女の見た、四辺の光景の見事さは天国というも愚かであった。しかしまた
壮麗
(
そうれい
)
のその光景が、何んと速かに消え去った事か。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
壮麗
(
そうれい
)
な夕焼の空を
隈
(
くま
)
なく見渡すことのできるのは、何といっても屋根裏の
天窓
(
ひきまど
)
です。
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
オリムピックのなかでも、
青
(
ブリュウ
)
リボンと呼ばれる、
壮麗
(
そうれい
)
なレガッタのなかで、ぼくには、負けて
仰
(
あお
)
いだ、南カルホルニアの
無為
(
むい
)
にして青い空ほど、
象徴
(
しょうちょう
)
的に思われたものはありません。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
ホテルの階下の部屋部屋で、町への往復の涼しい船路で、広場そのものの
壮麗
(
そうれい
)
なけしきのなかで、そして偶然が力をそえてくれれば、そのあいまになおしばしば、ほうぼうの大路小路で。
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
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而
(
しか
)
して文学哲学の感化が深大でなければ、人心の
壮麗
(
そうれい
)
崇高
(
すうこう
)
は得て望まれない。
国民教育の複本位
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
壮
常用漢字
中学
部首:⼠
6画
麗
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
“壮麗”で始まる語句
壮麗豪宕