“壯者”のいろいろな読み方と例文
新字:壮者
読み方割合
さうしや66.7%
わかもの33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古老こらうまゆひそめ、壯者さうしやうでやくし、嗚呼あゝ兒等こら不祥ふしやうなり。めよ、めよ、なんきみ細石さゞれいしことぶかざる!
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
彼等かれら平生へいぜい家族かぞくまじつて、その老衰らうすゐがどうしても自然しぜん壯者さうしやあひだ疎外そぐわいされつゝ、各自かくじむし無意識むいしきでありながらしか鬱屈うつくつしてものう月日つきひすごしつゝあるとき
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
やが近所きんじよ壯者わかもの以前いぜんごと怪我人けがにんいた。醫者いしや先刻さつきのやうにして怪我けが人の恐怖きようふしたかほながらくちめてぎつといた。怪我人けがにんはぼぎつとおそろしいおとたてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
醫者いしやさら家族かぞくめいじて近所きんじよ壯者わかものびにやつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)