“疎外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そがい85.7%
そぐわい14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梅子の態度は、父の怒りから代助を庇(かば)う様にも見えた。又彼を疎外(そがい)する様にも取れた。代助は両方の何(いず)れだろうかと煩(わずら)って待っていた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
野田笛浦(のだてきほ)と云う人が父の親友で、野田先生はどんな人か知らない、けれども山陽を疎外(そがい)して笛浦を親しむと云えば、笛浦先生は浮気でない学者と云うような意味でしたか
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
兩者(りやうしや)の間(あひだ)には何等(なんら)其(そ)の性質(せいしつ)を變化(へんくわ)せしむべき作用(さよう)の起(おこ)るでもなく、其(そ)れは水(みづ)が油(あぶら)を疎外(そぐわい)するのか、油(あぶら)が水(みづ)を反撥(はんぱつ)するのか遂(つひ)に溶(と)け合(あ)ふ機會(きくわい)が無(な)いのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
彼等(かれら)は平生(へいぜい)家族(かぞく)に交(まじ)つて、其(その)老衰(らうすゐ)の身(み)がどうしても自然(しぜん)に壯者(さうしや)の間(あひだ)に疎外(そぐわい)されつゝ、各自(かくじ)は寧(むし)ろ無意識(むいしき)でありながら然(しか)も鬱屈(うつくつ)して懶(ものう)い月日(つきひ)を過(すご)しつゝある時(とき)に
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)