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鬱屈
ふりがな文庫
“鬱屈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うっくつ
83.3%
うつくつ
8.3%
くさくさ
4.2%
ふさい
4.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うっくつ
(逆引き)
「あんまり月がよかったものですから、
鬱屈
(
うっくつ
)
してらっしゃる先生に湖上の月をお見せ申して、慰めて上げたいと思ったばっかりに……」
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鬱屈(うっくつ)の例文をもっと
(20作品)
見る
うつくつ
(逆引き)
彼等
(
かれら
)
は
平生
(
へいぜい
)
家族
(
かぞく
)
に
交
(
まじ
)
つて、
其
(
その
)
老衰
(
らうすゐ
)
の
身
(
み
)
がどうしても
自然
(
しぜん
)
に
壯者
(
さうしや
)
の
間
(
あひだ
)
に
疎外
(
そぐわい
)
されつゝ、
各自
(
かくじ
)
は
寧
(
むし
)
ろ
無意識
(
むいしき
)
でありながら
然
(
しか
)
も
鬱屈
(
うつくつ
)
して
懶
(
ものう
)
い
月日
(
つきひ
)
を
過
(
すご
)
しつゝある
時
(
とき
)
に
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
鬱屈(うつくつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
くさくさ
(逆引き)
湿熱とこの長雨とでは、人の気も
鬱屈
(
くさくさ
)
して、みんなただ獣のように心が
荒
(
すさ
)
んでしまう。
令嬢エミーラの日記
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
鬱屈(くさくさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ふさい
(逆引き)
「何だかこの頃は始終
鬱屈
(
ふさい
)
でばかり御座るが、見ていても可哀そうでなんねえ、ほんとに嬢さんは可哀そうだ……」と涙にもろい倉蔵は
傍
(
わき
)
を向いて
田甫
(
たんぼ
)
の方を
眺
(
なが
)
め
最早
(
もう
)
眼をしばだたいている。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
鬱屈(ふさい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鬱屈”の意味
《名詞》
気分が晴々せずに塞ぐこと。
(context、dated)地勢が曲がりくねること。
(出典:Wiktionary)
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
“鬱”で始まる語句
鬱
鬱陶
鬱蒼
鬱憤
鬱々
鬱金
鬱勃
鬱積
鬱然
鬱懐
“鬱屈”のふりがなが多い著者
中村地平
中里介山
橘外男
吉川英治
長塚節
国木田独歩
柳田国男
幸田露伴
北原白秋
岡本かの子