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鬱屈
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うつくつ
ふりがな文庫
“
鬱屈
(
うつくつ
)” の例文
彼等
(
かれら
)
は
平生
(
へいぜい
)
家族
(
かぞく
)
に
交
(
まじ
)
つて、
其
(
その
)
老衰
(
らうすゐ
)
の
身
(
み
)
がどうしても
自然
(
しぜん
)
に
壯者
(
さうしや
)
の
間
(
あひだ
)
に
疎外
(
そぐわい
)
されつゝ、
各自
(
かくじ
)
は
寧
(
むし
)
ろ
無意識
(
むいしき
)
でありながら
然
(
しか
)
も
鬱屈
(
うつくつ
)
して
懶
(
ものう
)
い
月日
(
つきひ
)
を
過
(
すご
)
しつゝある
時
(
とき
)
に
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それは恐ろしい
告白
(
こくはく
)
でした。お咲殺しの疑ひから免れようともがいた喜三郎は、自分の潔白を示すのに急で、胸の中に
蟠
(
わだか
)
まつて居た長い間の
鬱屈
(
うつくつ
)
を、一ペンに吐き出してしまつたのです。
銭形平次捕物控:161 酒屋忠僕
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“鬱屈”の意味
《名詞》
気分が晴々せずに塞ぐこと。
(context、dated)地勢が曲がりくねること。
(出典:Wiktionary)
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
“鬱”で始まる語句
鬱
鬱陶
鬱蒼
鬱憤
鬱々
鬱金
鬱勃
鬱積
鬱然
鬱懐