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鬱勃
ふりがな文庫
“鬱勃”の読み方と例文
読み方
割合
うつぼつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつぼつ
(逆引き)
予は梅花を見る毎に、
峨眉
(
がび
)
の雪を望める
徐霞客
(
じよかかく
)
の如く、南極の星を仰げるシヤツクルトンの如く、
鬱勃
(
うつぼつ
)
たる雄心をも禁ずること
能
(
あた
)
はず。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
というのがこの人の口癖であって、優しい容貌のうちに烈しい気性を
蔵
(
ぞう
)
し、武家政治の時流に、
鬱勃
(
うつぼつ
)
たる不平を抱いているらしかった。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬱勃
(
うつぼつ
)
たる事業慾を押えることが出来ず、彼は山林の一部を
抵当
(
ていとう
)
にして信用会社から資本の
融通
(
ゆうずう
)
を受け、
糞尿汲取事業
(
ふんにょうくみとりじぎょう
)
を開始した。
糞尿譚
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
鬱勃(うつぼつ)の例文をもっと
(45作品)
見る
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
勃
常用漢字
中学
部首:⼒
9画
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