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うつくつ
ふりがな文庫
“うつくつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
欝屈
50.0%
鬱屈
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欝屈
(逆引き)
語を変へて之を言へば闘争、
欝屈
(
うつくつ
)
、不平、短気、迷想、剛直、高踏、逆俗等ありて数奇不遇不幸惨憺の境界に
誘
(
いざな
)
ふに足る源因なかるべからず。
罪過論
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
江戸の
閑人
(
ひまじん
)
の好奇心は、途方もないところまで發展しました。落首と惡刷りと、グロテスクな見世物が、封建制の彈壓と、
欝屈
(
うつくつ
)
させられた本能の、已むに已まれぬ安全
瓣
(
べん
)
だつたのかも知れません。
銭形平次捕物控:319 真珠太夫
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
うつくつ(欝屈)の例文をもっと
(2作品)
見る
鬱屈
(逆引き)
彼等
(
かれら
)
は
平生
(
へいぜい
)
家族
(
かぞく
)
に
交
(
まじ
)
つて、
其
(
その
)
老衰
(
らうすゐ
)
の
身
(
み
)
がどうしても
自然
(
しぜん
)
に
壯者
(
さうしや
)
の
間
(
あひだ
)
に
疎外
(
そぐわい
)
されつゝ、
各自
(
かくじ
)
は
寧
(
むし
)
ろ
無意識
(
むいしき
)
でありながら
然
(
しか
)
も
鬱屈
(
うつくつ
)
して
懶
(
ものう
)
い
月日
(
つきひ
)
を
過
(
すご
)
しつゝある
時
(
とき
)
に
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
それは恐ろしい
告白
(
こくはく
)
でした。お咲殺しの疑ひから免れようともがいた喜三郎は、自分の潔白を示すのに急で、胸の中に
蟠
(
わだか
)
まつて居た長い間の
鬱屈
(
うつくつ
)
を、一ペンに吐き出してしまつたのです。
銭形平次捕物控:161 酒屋忠僕
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
うつくつ(鬱屈)の例文をもっと
(2作品)
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