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欝屈
ふりがな文庫
“欝屈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うっくつ
66.7%
うつくつ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うっくつ
(逆引き)
そして、近づきのない京都三界に来て、そうしたわけでそんな
家
(
うち
)
の
厄介
(
やっかい
)
になったりするのが何ともいえず
欝屈
(
うっくつ
)
であったが、それも思いつめた女ゆえと
諦
(
あきら
)
めていた。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
はげしき
屈托
(
くったく
)
の為めに
欝屈
(
うっくつ
)
せる脳力が、適宜の娯楽によりて完全なる働きを取り戻した時こそは、他界の指導者が働きかけるのに、まさに絶好の機会なのである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
欝屈(うっくつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
うつくつ
(逆引き)
語を変へて之を言へば闘争、
欝屈
(
うつくつ
)
、不平、短気、迷想、剛直、高踏、逆俗等ありて数奇不遇不幸惨憺の境界に
誘
(
いざな
)
ふに足る源因なかるべからず。
罪過論
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
江戸の
閑人
(
ひまじん
)
の好奇心は、途方もないところまで發展しました。落首と惡刷りと、グロテスクな見世物が、封建制の彈壓と、
欝屈
(
うつくつ
)
させられた本能の、已むに已まれぬ安全
瓣
(
べん
)
だつたのかも知れません。
銭形平次捕物控:319 真珠太夫
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
欝屈(うつくつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
欝
部首:⽊
25画
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
“欝”で始まる語句
欝
欝陶
欝蒼
欝々
欝金
欝憤
欝勃
欝積
欝然
欝葱
“欝屈”のふりがなが多い著者
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
石橋忍月
近松秋江
山川方夫
吉川英治
野村胡堂