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欝屈
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うっくつ
ふりがな文庫
“
欝屈
(
うっくつ
)” の例文
そして、近づきのない京都三界に来て、そうしたわけでそんな
家
(
うち
)
の
厄介
(
やっかい
)
になったりするのが何ともいえず
欝屈
(
うっくつ
)
であったが、それも思いつめた女ゆえと
諦
(
あきら
)
めていた。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
はげしき
屈托
(
くったく
)
の為めに
欝屈
(
うっくつ
)
せる脳力が、適宜の娯楽によりて完全なる働きを取り戻した時こそは、他界の指導者が働きかけるのに、まさに絶好の機会なのである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
けれど、ほとほと、この元禄の世代と、一般の世のあり方には、不満と
欝屈
(
うっくつ
)
を禁じ得なかった。人間として、無関心でいられない「非人道」を余りにも見せられている。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、その
欝屈
(
うっくつ
)
は
伝播
(
でんぱ
)
し、爆発する。それが果てもなく連続した。
愛のごとく
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
欝
部首:⽊
25画
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
“欝”で始まる語句
欝
欝陶
欝蒼
欝々
欝金
欝憤
欝勃
欝積
欝然
欝葱