“欝々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うつうつ56.3%
うつ/\37.5%
くよくよ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「青青翠竹尽是真如、鬱鬱黄華無般若。」(青々たる翠竹すいちくはことごとくこれ真如にして、欝々うつうつたる黄華こうかは般若にあらざるはなし)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「それはみませんでしたのね。わたしはまた此樣こんな天氣で氣が欝々うつ/\して爲樣しやうが無かツたもんですから、それで。」と何か氣怯きおそれのするてい悸々おど/\しながらいふ。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
『もう、あきらめている! 何も欝々くよくよしていないつもりだが』
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)