トップ
>
うつ/\
ふりがな文庫
“うつ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鬱々
50.0%
欝々
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬱々
(逆引き)
何
(
なん
)
と……
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
を
昨年
(
さくねん
)
も
見
(
み
)
た。……
篤志
(
とくし
)
の
御方
(
おかた
)
は、
一寸
(
ちよつと
)
お
日記
(
につき
)
を
御覽
(
ごらん
)
を
願
(
ねが
)
ふ。
秋
(
あき
)
の
半
(
なかば
)
かけて
矢張
(
やつぱ
)
り
鬱々
(
うつ/\
)
陰々
(
いん/\
)
として
霖雨
(
ながあめ
)
があつた。
三日
(
みつか
)
とは
違
(
ちが
)
ふまい。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鬱々
(
うつ/\
)
として籠つて居たのは、折を見付けて、お隣りの三五郎親分の家へ來たといふ、江戸の御用聞に逢ひ、事情を打ちあけて、相談して見たかつたのです。
銭形平次捕物控:308 秋祭りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
うつ/\(鬱々)の例文をもっと
(6作品)
見る
欝々
(逆引き)
おのづから
顏色
(
かほいろ
)
に
顯
(
あら
)
はるれば、
何取
(
なにとり
)
いそぐ
事
(
こと
)
でも
無
(
な
)
い、よく
思案
(
しあん
)
して
氣
(
き
)
に
叶
(
かな
)
ふたらば
其時
(
そのとき
)
の
事
(
こと
)
、あまり
氣
(
き
)
を
欝々
(
うつ/\
)
として
病氣
(
びようき
)
でもしては
成
(
な
)
らんから、
少
(
すこ
)
しは
慰
(
なぐさ
)
めにもと
思
(
おも
)
ふたのなれど
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
建物の裏からは満開を過ぎた梅の蒸すやうな匂が漂つてゐた。それはしかし、あの
四君子
(
しくんし
)
に
喩
(
たと
)
へられてゐるやうな
清楚
(
せいそ
)
なものではなく、
何処
(
どこ
)
か梅自身
欝々
(
うつ/\
)
と病んでゐるかのやうな、重たい
香
(
かを
)
りだつた。
朧夜
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
うつ/\(欝々)の例文をもっと
(6作品)
見る
検索の候補
うつうつ
くよくよ
くさくさ
くさ/\
ふさい