“ふさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
負債42.9%
傅彩21.4%
夫妻14.3%
覆載7.1%
鬱々7.1%
鬱屈7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今も店頭てんとううつたかきは資産しさんあらず、負債ふさいなるが多きをむるよしの結果にそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
滅亡めつばういては三つの原因げんいんが有るので、(一)は印刷費いんさつひ負債ふさい
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
もとより細かい模様や傅彩ふさいはまだほどこされていない。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
傅彩ふさい画面の半ばにも至らぬころ、ポツリポツリと雨は落ちて来て、手にせるパレットの紅を散らし紫を溶かす、傘をかざしてやや暫くは辛抱したが、いつむとも思えぬ空合に、詮方なく宿に帰った。
白峰の麓 (新字新仮名) / 大下藤次郎(著)
白が甲州にやしなわれて丁度一年目の夏、旧主人きゅうしゅじん夫妻ふさいは赤沢君を訪ねた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
大正十二年たいしようじゆうにねん九月一日くがついちにち關東大地震かんとうだいぢしんおいて、著者ちよしやのよくつてゐる某貴族ぼうきぞくは、夫妻ふさいそろつて潰家かいか下敷したじきとなられた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
それ太虚たいこか、それ元気か、心はすなわち太虚を包みて、元気をはらむものなり。天地われをまちて覆載ふさいし、日月われをまちて運行す。四時われをまちて変化す。万物われをまちて発生す。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
鬱々ふさいたのはかんがへてたのです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
大島仁藏翁おほしまじんざうをう死後しご權藏ごんざう一時いちじ守本尊まもりほんぞんうしなつたていで、すこぶ鬱々ふさいましたが、それも少時しばしで、たちまもと元氣げんき恢復くわいふくし、のみならず、以前いぜんましはたらしました。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「何だかこの頃は始終鬱屈ふさいでばかり御座るが、見ていても可哀そうでなんねえ、ほんとに嬢さんは可哀そうだ……」と涙にもろい倉蔵はわきを向いて田甫たんぼの方をなが最早もう眼をしばだたいている。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)