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負債
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ふさい
ふりがな文庫
“
負債
(
ふさい
)” の例文
丈「さア色々仔細有って、実に
負債
(
ふさい
)
でな、どうも身代が
追付
(
おっつ
)
かぬ、
先
(
ま
)
ずどうあっても
身代限
(
しんだいかぎり
)
をしなければならぬが、身代限をしても追付かぬことがある」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私は今あなた方や、また君達のことを思ふと限りなく深い
負債
(
ふさい
)
の沼にはまつて行くばかりだ
太陽の子
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
それで
到頭
(
たう/\
)
落城
(
らくじやう
)
して
了
(
しま
)
つたのです、
此
(
こ
)
の
滅亡
(
めつばう
)
に
就
(
つ
)
いては三つの
原因
(
げんいん
)
が有るので、(一)は
印刷費
(
いんさつひ
)
の
負債
(
ふさい
)
、(二)は
編輯
(
へんしう
)
と会計との
事務
(
じむ
)
が
煩雑
(
はんざつ
)
に
成
(
な
)
つて来て、
修学
(
しうがく
)
の
片手業
(
かたてま
)
に
余
(
あま
)
るのと
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
節約に節約を加えた経済法はだんだん成功して
負債
(
ふさい
)
もすくなくなり、校長の
斡旋
(
あっせん
)
で始めた
頼母講
(
たのもしこう
)
にも毎月五十銭をかけることもできるようになった。午後の二時ごろにはいつも新聞が来た。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
今此処から三里
隔
(
へだ
)
てゝ居る家の妻の顔が歴々と彼の眼に見えた。彼は電光の如く
自己
(
じこ
)
の生涯を省みた。其れは
美
(
うつく
)
しくない半生であった。妻に対する
負債
(
ふさい
)
の数々も、緋の
文字
(
もじ
)
をもて書いた様に顕れた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
負債
(
ふさい
)
なるが多きを
占
(
し
)
むるよしの結果に
候
(
そろ
)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
負債
(
ふさい
)
のごとく
悲しき玩具
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“負債”の意味
《名詞》
負債(ふさい)
他から金品を借り、その返済義務を負うこと。また、その返すべき金品。
簿記においては、債権者に対しての債務と負債性引当金を合計したもの。また、企業の総資本から自己資本を引いたもの。
(出典:Wiktionary)
“負債”の解説
企業会計用語
負債(ふさい、en: liabilities)とは、企業会計用語で、将来的に、他の経済主体に対して、金銭などの経済的資源を引き渡す義務のこと。
(出典:Wikipedia)
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
債
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“負”で始まる語句
負
負傷
負惜
負目
負傷者
負担
負擔
負嫌
負籠
負販