“斡旋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あっせん88.5%
あつせん8.7%
とりもち2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凡兆の句複雑というほどにはあらねど、また洒堂らと一般、句々材料充実して、かの虚字をもって斡旋あっせんする芭蕉流とはいたく異なり。
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
幸ひ新聞で君が札幌にゐると知つたから、君の新聞へでも校正で良いから斡旋あつせんして貰はうと札幌までの汽車賃を無理矢理工面して来たのである。
札幌時代の石川啄木 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
酒と名のつくものなら、金鯛さけくらいにも酔う男。それが、屋根舟で、むやみと斡旋とりもちをしようというのだから、これには、なにかいわくがありそう。