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煩雑
ふりがな文庫
“煩雑”の読み方と例文
旧字:
煩雜
読み方
割合
はんざつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんざつ
(逆引き)
そうしてこの仕事のみならず出版に関する
煩雑
(
はんざつ
)
な仕事の一切を担任する式場隆三郎君の理解と努力とに深き感謝を送りたいと思います。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
それまでは、各〻理念にも
惑
(
まど
)
ってみるが、智も働かしてみるが、死という点に到ると、もう途中の
妄智
(
もうち
)
や
煩雑
(
はんざつ
)
な是非はもたない。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
近所隣りや親類同士の附き合いがうるさかったりするので、その
為
(
た
)
めに余計な入費も懸るし、簡単に済ませることが
煩雑
(
はんざつ
)
になり、窮屈になるし
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
煩雑(はんざつ)の例文をもっと
(17作品)
見る
“煩雑”の意味
《名詞・形容動詞》
煩雑(はんざつ)
物事が込み入っていて、わずらわしいさま。「煩雑な手続き」
(出典:Wiktionary)
煩
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
“煩”で始まる語句
煩
煩悶
煩悩
煩瑣
煩累
煩惱
煩悩児
煩悩即菩提
煩労
煩悩熾盛
“煩雑”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
尾崎紅葉
九鬼周造
ヴィクトル・ユゴー
柳宗悦
谷崎潤一郎
柳田国男
有島武郎
和辻哲郎
北原白秋