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煩労
ふりがな文庫
“煩労”の読み方と例文
読み方
割合
はんろう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんろう
(逆引き)
かの布告、著述のごとき、傍訓、助語の
煩労
(
はんろう
)
ありて、天下これをよく了解する者、また
幾許人
(
いくばくにん
)
ぞ。あるいは教授の至らざるなりといえども、もと学習の
易
(
やす
)
からざるによる。
平仮名の説
(新字新仮名)
/
清水卯三郎
(著)
精神的には導かれ守られる代りに、世俗的な
煩労
(
はんろう
)
汚辱
(
おじょく
)
を一切
己
(
おの
)
が身に引受けること。
僭越
(
せんえつ
)
ながらこれが自分の
務
(
つとめ
)
だと思う。学も才も自分は後学の諸才人に
劣
(
おと
)
るかも知れぬ。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
播州
(
ばんしゅう
)
の山々や
僻地
(
へきち
)
の
海浜
(
かいひん
)
がふくまれているため、いたるところに土豪が住み、
強賊
(
ごうぞく
)
が勢力をつくり、これらの
土匪
(
どひ
)
を
討伐
(
とうばつ
)
していたひには、ほとんど、戦費と
煩労
(
はんろう
)
に追われてしまい
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
煩労(はんろう)の例文をもっと
(4作品)
見る
煩
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
労
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
“煩”で始まる語句
煩
煩悶
煩悩
煩瑣
煩雑
煩累
煩惱
煩悩児
煩悩即菩提
煩悩熾盛
“煩労”のふりがなが多い著者
清水卯三郎
中島敦
吉川英治
田中貢太郎