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負惜
ふりがな文庫
“負惜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まけおし
59.1%
まけを
13.6%
まけをしみ
9.1%
まけをし
9.1%
まけお
4.5%
まけおしみ
4.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まけおし
(逆引き)
恒「
負惜
(
まけおし
)
みを云やアがるな、此様な書付を張ったからにゃア二度と再び
家
(
うち
)
の敷居を
跨
(
また
)
ぎやアがると
肯
(
き
)
かねいぞ」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
負惜(まけおし)の例文をもっと
(13作品)
見る
まけを
(逆引き)
けれどもこの山水を
贋物
(
がんぶつ
)
だと称する諸
君子
(
くんし
)
は、
悉
(
ことごと
)
くこれを自分の
負惜
(
まけを
)
しみだと盲断した。のみならず彼等の或者は「
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
無名の天才は
安上
(
やすあが
)
りで
好
(
い
)
いよ」
鑑定
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
負惜(まけを)の例文をもっと
(3作品)
見る
まけをしみ
(逆引き)
瓢
(
へう
)
を
荷
(
にな
)
ひて、
赤壁
(
せきへき
)
に
賦
(
ふ
)
し、松島に吟ずるは、
畢竟
(
ひつきやう
)
するに
未
(
いま
)
だ美人を得ざるものか、
或
(
あるひ
)
は恋に失望したるものの
万
(
ばん
)
止
(
や
)
むを得ずしてなす、
負惜
(
まけをしみ
)
の
好事
(
かうず
)
に過ぎず。
醜婦を呵す
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
負惜(まけをしみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
まけをし
(逆引き)
と
負惜
(
まけをし
)
みを
言
(
い
)
つたものゝ、
家来
(
けらい
)
どもと
顔
(
かほ
)
を
見合
(
みあ
)
はせて、
舌
(
した
)
を
巻
(
ま
)
いたも
道理
(
だうり
)
。
鐙
(
あぶみ
)
の
真中
(
まんなか
)
が
其
(
そ
)
のシツペイのために
凹
(
くぼ
)
んで
居
(
ゐ
)
た——と
言
(
い
)
ふのが
講釈
(
かうしやく
)
の
分
(
ぶん
)
である。
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
負惜(まけをし)の例文をもっと
(2作品)
見る
まけお
(逆引き)
小山君、その事については第一番に人の心から
負惜
(
まけお
)
しみという劣情を引去らなければならん。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
負惜(まけお)の例文をもっと
(1作品)
見る
まけおしみ
(逆引き)
それから女は身に
纏
(
まと
)
った、その
一重
(
ひとえ
)
の
衣
(
きもの
)
を脱ぎ捨てまして、一糸も掛けざる裸体になりました。小宮山は
負惜
(
まけおしみ
)
、
此奴
(
こいつ
)
温泉場の化物だけに裸体だなと思っておりまする。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
負惜(まけおしみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
惜
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“負”で始まる語句
負
負傷
負債
負目
負傷者
負担
負擔
負嫌
負籠
負販
“負惜”のふりがなが多い著者
村井弦斎
三島霜川
水野仙子
江見水蔭
水上滝太郎
夏目漱石
中島敦
三遊亭円朝
泉鏡花
泉鏡太郎