“負籠”の読み方と例文
読み方割合
おいかご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松の木の根元にころがして置いた「負籠おいかご」に刈りためた草を押し込むと、鎌をそのわきに差し込んで
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
その室の壁には、膝当ひざあて負籠おいかごとをかける二つのくぎのほかに、飾りとして一七九三年の王家の紙幣が、暖炉の上の方に壁にはってあった。その模写は次のとおりである。
またたび細工の負籠おいかごなどにも実に見事なのがあって、方言で「いこ」と呼びます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)