“籠背負”の読み方と例文
読み方割合
かごしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまりは田のすくない新開地しんかいち女房にょうぼうたちが、仕事のひまひまに畠の産物を持って、稲作いなさくのいそがしい村々へ売りに行ったので、それにつごうのよいような籠背負かごしょいというものが
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これにも荷ごしらえの上手じょうず下手へたはあったろうが、ともかくも持てるかぎり多くのものを、その繩で背にくくりつけてくればよいので、歩荷ぼっか籠背負かごしょいの行商人のように、とちゅうでおろしたり
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)