“負擔”のいろいろな読み方と例文
新字:負担
読み方割合
ふたん80.0%
うけおひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもその劇場の維持費ゐぢひさへ負擔ふたんしなければならない集りであるから、そこへあたまを突つ込んで、他で見られない高級演劇を見ようとならば
むぐらの吐息 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
丈夫なときには殆んど考へもしなかつたことが今の私のやうなときには負擔ふたんになる。看護婦はゐるの? それともお前きりしかこの部屋にはゐないの?
もて此方へ斷りによこせしが子息長三郎は聞ていかり忠兵衞を説破せつぱして五日のあひだ癲癇てんかん有無うむ調しらべて來るやうにと云れて困り切たる景状ありさま見るに忍びず吾儕わたし負擔うけおひ爰迄聞に來りしと一什しじふのべ泪組なみだぐはなし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)