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贋物
ふりがな文庫
“贋物”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にせもの
73.6%
いかもの
10.9%
がんぶつ
10.0%
まがいもの
3.6%
いかさま
0.9%
いかさまもの
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にせもの
(逆引き)
後刻屍体が発見された時この男にはアリバイがあるし、殺人はこの
贋物
(
にせもの
)
の被害者が部屋にはいって後行われたもののように考えられる。
J・D・カーの密室犯罪の研究
(新字新仮名)
/
井上良夫
(著)
贋物(にせもの)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いかもの
(逆引き)
「親分、この四本の
簪
(
かんざし
)
のうち、平打ちの二本だけは
真物
(
ほんもの
)
の銀だが、あとの二本は
真鍮台
(
しんちゅうだい
)
に銀流しをかけた、とんだ
贋物
(
いかもの
)
ですぜ」
銭形平次捕物控:004 呪いの銀簪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
贋物(いかもの)の例文をもっと
(12作品)
見る
がんぶつ
(逆引き)
三円で
果亭
(
くわてい
)
の
山水
(
さんすゐ
)
を買つて来て、書斎の
床
(
とこ
)
に掛けて置いたら、遊びに来た男が皆その前へ立つて見ちや「
贋物
(
がんぶつ
)
ぢやないか」と軽蔑した。
鑑定
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
贋物(がんぶつ)の例文をもっと
(11作品)
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▼ すべて表示
まがいもの
(逆引き)
誰が開けたか、路地へ抜ける木戸はバタバタになって、そこには夜目にもほの白く、
贋物
(
まがいもの
)
ながら、
瑇瑁
(
たいまい
)
の
簪
(
かんざし
)
が一本落ちております。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
贋物(まがいもの)の例文をもっと
(4作品)
見る
いかさま
(逆引き)
「へい加賀屋の
野良
(
のら
)
息子が、
贋物
(
いかさま
)
のネタを割ったんで……」
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
贋物(いかさま)の例文をもっと
(1作品)
見る
いかさまもの
(逆引き)
「千葉周作だ、北辰一刀流だと、大きな看板は上げているが、その実とんだ
贋物
(
いかさまもの
)
で、甲州の千代千兵衛に試合を望まれたら、おっかながって逢わなかったと、こういい触らしても文句あるめえな」
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
贋物(いかさまもの)の例文をもっと
(1作品)
見る
“贋物”の意味
《名詞》
にせもの。紛い物。
(出典:Wiktionary)
贋
漢検準1級
部首:⾙
19画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“贋物”の類義語
嘘
偽
偽物
贋
虚
虚言
天麩羅
詐偽
贋作
偽造
“贋物”の関連語
偽者
“贋物”で始まる語句
贋物堂
贋物様
贋物的
検索の候補
贋物堂
大贋物
贋物様
贋物的
偽物贋物
贋造物
“贋物”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
国枝史郎
二葉亭四迷
林不忘
谷崎潤一郎
井上円了
幸田露伴
江戸川乱歩
夏目漱石
ロマン・ロラン