“偽造”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎざう50.0%
ぎぞう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とよ長吉ちやうきちが久しい以前からしば/\学校を休むめに自分の認印みとめいんぬすんで届書とゞけしよ偽造ぎざうしてゐた事をば、暗黒な運命の前兆ぜんてうであるごとく、声までひそめて長々しく物語る………
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
このごろは、敵国のスパイが、よくそういうものを偽造ぎぞうしてもっているからだ。本当に君は、中国人であろうか。われは、君を日本人の密偵だとにらんでいるのだが……
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)