“偽装”のいろいろな読み方と例文
旧字:僞裝
読み方割合
ぎそう75.0%
よそお8.3%
カムフラージュ8.3%
カモフラージュ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というような、極めて悪性な讒言ざんげんと、偽装ぎそう腐心ふしんし、そのまに、毛利家の軍事顧問を入れ、城郭じょうかくほりを深め、塀を高くしていた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あれほど、内蔵助が緻密ちみつに身辺を偽装よそおい、同志の工作に霧を張っていてもこうである。まして、堀部、奥田、原、大高などの面々が急激に事を起そうとしたとて成功する筈はない。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さすがに帆村は、聞きたいことを上手に偽装カムフラージュして訊いた。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
完全に偽装カモフラージュしようと試みていた彼女の必死的努力は、本物の白鷹先生と私とが直接に面会する事によってアトカタもなく粉砕される事になるではないか。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)