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讒言
ふりがな文庫
“讒言”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざんげん
92.4%
うわごと
1.5%
さかしら
1.5%
さんげん
1.5%
たわごと
1.5%
つげぐち
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんげん
(逆引き)
「うちの殿様も、つまり、
讒言
(
ざんげん
)
に逢って、今のように浪人していらっしゃるのよ、だから、わたし、ほんとうにお気の毒だと思うわ」
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
讒言(ざんげん)の例文をもっと
(50作品+)
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うわごと
(逆引き)
水や薬の騒ぎでようように息を吹きかえしたが、お米はその夜なかから大熱を発して、取り留めもない
讒言
(
うわごと
)
を口走るようになった。
半七捕物帳:16 津の国屋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
讒言(うわごと)の例文をもっと
(1作品)
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さかしら
(逆引き)
正しき品行は御覧じ知る
筈
(
はず
)
を、誰が
讒言
(
さかしら
)
に動かされてか打捨て給ふ情なさよ、成らば此胸かきさばきても身の潔白の
顕
(
あら
)
はしたやと哭きしが、其心の底何者の潜みけん
雪の日
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
讒言(さかしら)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
さんげん
(逆引き)
天下兵馬の権を
御司
(
おんつかさど
)
り遊ばす君が、取るにも足らぬ
佞人
(
ねいじん
)
ばらの
讒言
(
さんげん
)
おきき遊ばして、御心おみだしなさるようではと、恐れながら主水之介、道々心を痛めて罷り越しましてござりまするが
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
讒言(さんげん)の例文をもっと
(1作品)
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たわごと
(逆引き)
「何を申すぞ、ええ
讒言
(
たわごと
)
!
良人
(
おっと
)
の生死も確かめず、むざむざ敵に捕われて、おめおめ
賊砦
(
ぞくさい
)
へ参るような、不覚至極の妻なんどに逢いたいと思うこの右門か?」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
讒言(たわごと)の例文をもっと
(1作品)
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つげぐち
(逆引き)
前
(
ぜん
)
から居る下役の
媽々
(
かかあ
)
ども、いずれ夫人とか、何子とか云う奴等が、女同士、長官の細君の、
年紀
(
とし
)
の若いのを
猜
(
そね
)
んだやつさ。下女に鼻薬を飼って
讒言
(
つげぐち
)
をさせたんだね。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
讒言(つげぐち)の例文をもっと
(1作品)
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“讒言”の意味
《名詞》
讒 言(ざんげん)
他人を陥れるために事実を曲げたり有りもしないことを作り上げたりして、目上の人に告げること。
(出典:Wiktionary)
讒
漢検1級
部首:⾔
24画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“讒言”の類義語
誹謗
讒謗
“讒”で始まる語句
讒訴
讒
讒者
讒謗
讒誣
讒口
讒毒
讒臣
讒奏
讒構
検索の候補
罵言讒謗
“讒言”のふりがなが多い著者
作者不詳
亀井勝一郎
樋口一葉
吉川英治
アントン・チェーホフ
新渡戸稲造
石原純
中里介山
南方熊楠
谷崎潤一郎