“讒言”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ざんげん89.8%
うわごと2.0%
さかしら2.0%
さんげん2.0%
たわごと2.0%
つげぐち2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“讒言”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
文学 > 中国文学 > 小説 物語1.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
幸いにして何のこともなく一命は助かり、引き続き国事に奔走ほんそうしたが、世には随分念の入った讒言ざんげん悪口がある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
戦国の世によくある慣いで父将軍はちょっとした落度をたてに政敵から讒言ざんげんを構えられ秦王のちゅうを受けた。
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
水や薬の騒ぎでようように息を吹きかえしたが、お米はその夜なかから大熱を発して、取り留めもない讒言うわごとを口走るようになった。
半七捕物帳:16 津の国屋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
正しき品行は御覧じ知る(はず)を、誰が讒言さかしらに動かされてか打捨て給ふ情なさよ、成らば此胸かきさばきても身の潔白の(あら)はしたやと哭きしが、其心の底何者の潜みけん
雪の日 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
またなきお爽やかさ、天下兵馬の権を御司おんつかさどり遊ばす君が、取るにも足らぬ佞人ねいじんばらの讒言さんげんおきき遊ばして、御心おみだしなさるようではと、恐れながら主水之介、道々心を痛めて罷り越しましてござりまするが、いつにも変らぬそのお爽やかさ
「何を申すぞ、ええ讒言たわごと! 良人おっとの生死も確かめず、むざむざ敵に捕われて、おめおめ賊砦ぞくさいへ参るような、不覚至極の妻なんどに逢いたいと思うこの右門か?」言葉をフッと途切らせたが、「さように不覚の女のこと、恐らく女のみさおなんども、とうに破られておろうわい!」さすがに声はうるんでいた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
下女に鼻薬を飼って讒言つげぐちをさせたんだね。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)