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うわごと
ふりがな文庫
“うわごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
譫言
50.0%
囈言
25.5%
譫語
12.2%
囈語
9.6%
譫妄
0.5%
囈口
0.5%
譃語
0.5%
譫事
0.5%
讒言
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
譫言
(逆引き)
それは
譫言
(
うわごと
)
のような、魘されているような声であった。よろめきながら立ち上り、よろめきながら前へ進み、松女は近々と顔を寄せた。
仇討姉妹笠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
うわごと(譫言)の例文をもっと
(50作品+)
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囈言
(逆引き)
そうして、ときどき熱の加減か
囈言
(
うわごと
)
のように、「あれ、熊が来た」などと口走るので、家内の者も心配しているとのことであった。
半七捕物帳:29 熊の死骸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
うわごと(囈言)の例文をもっと
(48作品)
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譫語
(逆引き)
「寒月君、君の事を
譫語
(
うわごと
)
にまで言った婦人の名は、当時秘密であったようだが、もう話しても善かろう」と迷亭がからかい出す。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
うわごと(譫語)の例文をもっと
(23作品)
見る
▼ すべて表示
囈語
(逆引き)
彼自身が意識していない
囈語
(
うわごと
)
の一種だから、その点は責むる由はないが、今、貞実無比なるお松が、深夜、入念に筆写を試みているその内容は
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
うわごと(囈語)の例文をもっと
(18作品)
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譫妄
(逆引き)
彼の
譫妄
(
うわごと
)
めいたものを口には出さなかったけれども、それには背後から追い迫って来る、悪夢のような不思議な力が潜んでいた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「いや、少なくとも三つの事件までは……」と鎮子の
言
(
ことば
)
を
譫妄
(
うわごと
)
のような調子で云い直してから、「そうすると久我さん、
貴女
(
あなた
)
はまだ、昨夜の神意審問の記憶に酔っているのですね」
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
うわごと(譫妄)の例文をもっと
(1作品)
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囈口
(逆引き)
それほどまでにあなたはわたしがお憎いの?……
麻酔
(
ますい
)
中にわたしのいう
囈口
(
うわごと
)
でも聞いておいて笑い話の種になさろうというのね。えゝ、ようごさいますいらっしゃいまし、御覧に入れますから。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
うわごと(囈口)の例文をもっと
(1作品)
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譃語
(逆引き)
つまらぬ
譃語
(
うわごと
)
ばかり言っている。丑満時が、どうしたというのです。恥ずかしげもなく、芝居がかった形容詞を並べたて、いったい、何をそんなに、いきまいているのですか? みっともない。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
うわごと(譃語)の例文をもっと
(1作品)
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譫事
(逆引き)
開きは着かぬまでも三人四人で
圧
(
おさ
)
え切れぬのが、
静
(
しずか
)
に納まって、夢中でただ
譫事
(
うわごと
)
を云うくらいに過ぎぬ。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うわごと(譫事)の例文をもっと
(1作品)
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讒言
(逆引き)
水や薬の騒ぎでようように息を吹きかえしたが、お米はその夜なかから大熱を発して、取り留めもない
讒言
(
うわごと
)
を口走るようになった。
半七捕物帳:16 津の国屋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
うわごと(讒言)の例文をもっと
(1作品)
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“うわごと”の意味
《名詞》
うわごと【囈 語、譫 言】
病気で意識が混濁した状態の中で無意識に口にする言葉。
筋の通らない言葉。たわごと。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
たわごと
うはごと
うわこと
たはごと
たわこと
うはこと
げいご
ねごと
さえずり
ウハゴト