“うはごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウハゴト
語句割合
譫語20.8%
譫言20.8%
囈語16.7%
囈言16.7%
譃言4.2%
上言4.2%
妄語4.2%
我囈語4.2%
謔言4.2%
譫話4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はエデインバラに留学中、電車に飛び乗らうとしてころげ落ち、人事不省じんじふせいになつてしまつた。が、病院へかつぎこまれる途中も譫語うはごとに英語をしやべつてゐた。
貝殻 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
床にせつて熱にうなされる間も、主人の機嫌を損じはしまいかと、それが譫言うはごとにまで出る程絶えずおそれられた。三日目の朝、呼び出しの速達が來た。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
娯しみを失ひきつた当麻の古婆は、もう飯を喰べても味は失つてしまつた。水を飲んでも、口をついて、独り語りが囈語うはごとのやうに出るばかりになつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
『ほんとに、大層およろこびになりましてね、まア、よく来てくれたと云つて囈言うはごとにまで仰しやるのでした——』
𠹭囉仿謨コロロホルムしたたる……どく譃言うはごと……
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みだらなるどく譃言うはごと
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
殺さぬと云張いひはるかハテ知たことよ身に覺えのなきことは何處迄どこまでも此の段右衞門は覺えなしサといふにお文は夫なら是程たしか證據しようこが有てもしらぬと云か段右衞門アヽ騷々さう/″\しい女ごときが口で云ふ事は證據しようこに成者かおのれは取逆上のぼせ亂心らんしんして居るなたゞしねつ上言うはごと未練みれんいつはりを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
隔離病舍に收容された晩などは知覺が朦朧になり、妄語うはごとまで言つた位。てつきりチブス性の赤痢と思つて加藤も弱つたのであるが、三日許りで危險は去つた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
我囈語うはごとの間には、屡〻「パペ、サタン、アレツプ、サタン、パペ」といふ詞聞えぬ。
謔言うはごとのかずかずうたふ。
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
なほよく死にいたるまで譫話うはごとを口にせざりき。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)