“げいご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
囈語83.3%
囈言8.3%
寱語8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかれども恐らくはその解釈は怪の一字を解し得ざるべく、しからざれば一字一句金鉄きんてつの如く緻密に泰山たいざんの如く動かざる蕪村の筆力を知らざる者の囈語げいごのみ。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ナリン太子殿下横浜御出航以来御不例かねテ船医ニおいテ流行性脳脊髄膜炎のうせきずいまくえんト診断船中ニ於テ御加療中ノ処病勢御険悪発熱三十九度五分囈言げいごアラセラレ
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)
かくの如くなる可からざる也、と云い、晦庵かいあんの言をなんしては、朱子の寱語げいご、と云い、ただ私意をたくましくして以て仏をそしる、と云い、朱子もまた怪なり、と云い、晦庵かくの如くに心を用いば
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)