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うはこと
ふりがな文庫
“うはこと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
譫語
50.0%
囈言
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
譫語
(逆引き)
熱劇しくて
譫語
(
うはこと
)
のみ言ひしを、エリスが
慇
(
ねもごろ
)
にみとる程に、或日相沢は尋ね来て、余がかれに隠したる
顛末
(
てんまつ
)
を
審
(
つば
)
らに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきやうに
繕
(
つくろ
)
ひ置きしなり。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
少くも熱が高くて
譫語
(
うはこと
)
を言つてゐるやうに思はれた。実は不断のイワンだつて、こんな調子な所があるのだが、只、なんと云つたら好からう、顕微鏡で二十倍位に廓大して見るやうであつた。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
うはこと(譫語)の例文をもっと
(3作品)
見る
囈言
(逆引き)
彼は
囈言
(
うはこと
)
のやうに小言を言ひつづけた。それは、その日ごろの全く沈黙勝ちな彼としては、珍らしい長談義であつた。彼はあとからあとからと言葉を次ぎ足してしやべりつづけた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
うはこと(囈言)の例文をもっと
(3作品)
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