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囈言
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うはこと
ふりがな文庫
“
囈言
(
うはこと
)” の例文
酔払ひや狂気の
囈言
(
うはこと
)
を真似ても、それや、かまひはしませんが、余程上手に真似ないと、つい正気で物を云つてしまつたりなどする。
「不可解」の魅力
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
然れども宗教は架空の
囈言
(
うはこと
)
たらしむべからず、無暗に唯だ救とか天国とか浮かれ迷はしむべからず。
復讐・戦争・自殺
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
彼は
囈言
(
うはこと
)
のやうに小言を言ひつづけた。それは、その日ごろの全く沈黙勝ちな彼としては、珍らしい長談義であつた。彼はあとからあとからと言葉を次ぎ足してしやべりつづけた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
囈
漢検1級
部首:⼝
21画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“囈”で始まる語句
囈語
囈
囈口