“ねごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寝言56.4%
寢言12.8%
寐言12.8%
囈語10.3%
寝語5.1%
囈言2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふた声、寝言(ねごと)で人を斬るような気合をかけたので、若者部屋の者が、がばっと、総立ちに起き上がって、夜半(よなか)に、大笑いをしたこともあった。
べんがら炬燵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
商ふ物賣(ものうり)の聲も花街(くるわ)の夜(よ)商人(あきんど)丁稚(でつち)の寢言(ねごと)も禿(かふろ)と聞え犬の遠吼(とほぼえ)按摩針(あんまはり)の聲迄も都(すべ)て廓中(くるわ)の事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
『然(さ)うさ、私(わたし)もこれまで聞(き)いたことがない』と云(い)つて海龜(うみがめ)は、『妙(めう)な寐言(ねごと)だこと』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
「皮肉なら好いけれども、時々気の知れない囈語(ねごと)を云うにゃ困るじゃないか。何でもこの頃は様子が少し変だよ」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「さ、あなたから先へお休みなさい、寝語(ねごと)を云わないようにして」
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
マーキュ 空想家(ゆめをみるをとこ)は囈言(ねごと)や空言(そらごと)を言(い)ふのが癖(くせ)ぢゃといふことを。
ロミオ 囈言(ねごと)や空言(そらごと)の中(うち)にも動(うご)かぬ眞理(まこと)が籠(こも)ってゐる。