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譫語
ふりがな文庫
“譫語”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うわごと
52.3%
うわこと
13.6%
うはごと
11.4%
たわごと
9.1%
うはこと
6.8%
せんご
4.5%
たはごと
2.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うわごと
(逆引き)
モハヤアノ
譫語
(
うわごと
)
ハ、譫語ヲ装ッテイルノデアルヿヲ疑ウ餘地ガナクナッタ。トスルト、何ノ目的デサヨウナヿヲスルノデアロウカ。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
譫語(うわごと)の例文をもっと
(23作品)
見る
うわこと
(逆引き)
人の好い医者を頼んで見て貰うと、
傷寒
(
しょうかん
)
だと云った。それは熱が高いので、
譫語
(
うわこと
)
に「こら待て」だの「逃がすものか」だのと叫んだからである。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
譫語(うわこと)の例文をもっと
(6作品)
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うはごと
(逆引き)
想ふに彼等の
驚愕
(
おどろき
)
と
恐怖
(
おそれ
)
とはその殺せし人の計らずも今生きて
来
(
きた
)
れるに会へるが如きものならん。気も
不覚
(
そぞろ
)
なれば母は
譫語
(
うはごと
)
のやうに
言出
(
いひいだ
)
せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
譫語(うはごと)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
たわごと
(逆引き)
熱の
譫語
(
たわごと
)
とも聞えなかった。と言って子供の口からこんな言葉が出ようとも思われなかった。私は夢を辿る気がした。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
譫語(たわごと)の例文をもっと
(4作品)
見る
うはこと
(逆引き)
熱劇しくて
譫語
(
うはこと
)
のみ言ひしを、エリスが
慇
(
ねもごろ
)
にみとる程に、或日相澤は尋ね來て、余がかれに隱したる顛末を
審
(
つば
)
らに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきやうに繕ひ置きしなり。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
譫語(うはこと)の例文をもっと
(3作品)
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せんご
(逆引き)
右に付小弟次第に
譫語
(
せんご
)
す、宜しく妄聴し給はる可く候。先づ大兄は
先大人
(
せんたいじん
)
の子と云所から、弱冠にして登庸せられ候。
正大
(
せいだい
)
の直言をし、罪を被り帰されても宜しく候。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
譫語(せんご)の例文をもっと
(2作品)
見る
たはごと
(逆引き)
云出し
浴衣
(
ゆかた
)
のまゝ
夜中
(
やちう
)
に飛出したり處は木曾の
山中
(
やまなか
)
なり雨あがりに道は惡し行先は何やら勝手知れず其うへ飛出してから氣が付けば足の痛みありそして車は更なり家もなしドウも木曾山中の夜景は妙だとは酒の云せる
譫語
(
たはごと
)
にて
矢鱈
(
やたら
)
と豪傑がる拙者は
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
譫語(たはごと)の例文をもっと
(1作品)
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“譫語”の意味
《名詞》
譫 語(せんご)
筋道の立たない言葉。
(出典:Wiktionary)
譫
漢検1級
部首:⾔
20画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“譫”で始まる語句
譫言
譫妄
譫
譫事
譫話
譫呆様
譫忘状態
“譫語”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
ロバート・ルイス・スティーブンソン
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
ギ・ド・モーパッサン
南方熊楠
森鴎外
モーリス・ルヴェル
三遊亭円朝
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
中里介山