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譫語
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たわごと
ふりがな文庫
“
譫語
(
たわごと
)” の例文
熱の
譫語
(
たわごと
)
とも聞えなかった。と言って子供の口からこんな言葉が出ようとも思われなかった。私は夢を辿る気がした。
芽生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
モンセーニュールの
接見会
(
リセプション
)
で、人の心を迷わす彼等の
譫語
(
たわごと
)
を手当り次第の人間の耳に注ぎ込んでいた。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
ちょっと聞くと誠に出任せな
譫語
(
たわごと
)
のようだが実は支那に古来虎多く、その民また特に虎に注意して色々と区別を付ける事あたかもわが邦で鷹や馬に色々種別を立てたごとし。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
こういう苦行僧の
他
(
ほか
)
に、別の宗派へ飛び込んで行った他の三人がいた。その宗派というのは、「真理の中心」がどうのこうのという
譫語
(
たわごと
)
で事態を矯正しようとするものであった。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
寝言また白痴のごとき
譫語
(
たわごと
)
のみ、さっぱり要領を得ぬが、いずれも村の庄屋を勤めた人故、狂人にもあるまじ、その要領を得がたきは、彼らが朝夕見慣れいた平凡極まる事物一切が
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“譫語”の意味
《名詞》
譫 語(せんご)
筋道の立たない言葉。
(出典:Wiktionary)
譫
漢検1級
部首:⾔
20画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“譫”で始まる語句
譫言
譫妄
譫
譫事
譫話
譫呆様
譫忘状態