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慇
ふりがな文庫
“慇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねもごろ
66.7%
ねんご
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねもごろ
(逆引き)
熱劇しくて
譫語
(
うはこと
)
のみ言ひしを、エリスが
慇
(
ねもごろ
)
にみとる程に、或日相澤は尋ね來て、余がかれに隱したる顛末を
審
(
つば
)
らに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきやうに繕ひ置きしなり。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
熱劇しくて
譫語
(
うはこと
)
のみ言ひしを、エリスが
慇
(
ねもごろ
)
にみとる程に、或日相沢は尋ね来て、余がかれに隠したる
顛末
(
てんまつ
)
を
審
(
つば
)
らに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきやうに
繕
(
つくろ
)
ひ置きしなり。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
慇(ねもごろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ねんご
(逆引き)
遺骸
(
むくろ
)
を奉じて
埠頭
(
ふとう
)
を去る三
哩
(
マイル
)
なるパセパンシャンの
丘巓
(
きゅうてん
)
に仮の野辺送りをし、日本の在留僧釈梅仙を請じて
慇
(
ねんご
)
ろに読経供養し
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
慇(ねんご)の例文をもっと
(1作品)
見る
慇
漢検1級
部首:⼼
14画
“慇”を含む語句
慇懃
慇懃鄭重
御慇懃
慇勲
慇懃丁寧
慇懃丁重
慇懃三顧
慇懃心
慇懃礼
“慇”のふりがなが多い著者
内田魯庵
森鴎外